なんだか疲れたなぁ~と思ったら読む本「がんばらない成長論」感想
この本はとにかくがんばらないことについて書かれています(^^)
皆さん、日頃がんばりすぎです。
でもその気持ちは非常によくわかります。
私もどちらかというと頑張ってしまうタイプです。でも周期的に来るんですよね、、、
あれが来るんです、、そう、、「疲れ」が、、、
でも、そこで諦めてはいけないとまた頑張るんですよね、、、
それでも成長して「満足」してる方は全く読まなくてもいい本です笑
「満足」してなくて行き詰まったり、頑張っているのに成果が出ない方にはおすすめです。
著者 心屋 仁之助
心屋 仁之助(こころや じんのすけ)と読むんですね。「しんや」さんだと思ってました、、、。
心屋さんは他にどんな本を出しているのか調べてみました。
〇「心が凹んだ時」に読む本
〇「夫婦神話」を捨てたら幸せになっちゃいました
〇「もうイライラしたくない」と思ったら読む本
〇「好きなこと」だけして生きていく
〇「最近何もうまくいかない」と思ったら読む本
〇まわりの人と「うまく付き合えない」と感じたら読む本
〇「うらやましい」と思ったら読む本
などなどたくさん本を出されています。
そして「心」についての本が多いな~と思ったら心理カウンセラーの方なのですね。
がんばらない成長論とは
目標を決めて努力を積み重ねた結果得られるもの。それが一般的な成長ですが
この本で書かれている「成長」はそういうものではなく、正反対のものです。
第5章に分けられ書かれています。
第1章 「成長しようとしない」ことから始めよう
第2章 「あんなふうになりたい」なんて思わなくていい
第3章 今の自分のまま、「好きなことだけ」すればいい
第4章 何事も「そうなんだ~」でいい
第5章 だから、がんばらなくても、大丈夫!
成長をやめたときに、成長した!?
第1章で書かれていることで
成長しようと頑張ることをやめたときから、思いもよらない成長が始まる。
成長は「しよう」と思ってするものではなく、「してしまう」のが成長
成長しようなんてしないで自分が楽しいと思えること、したいことをしているうちに、知らないうちに成長してしまう
私にも経験があります。
それもつい2年ほど前のことですが、仕事を朝から終電まで毎日、休憩もほとんどせず、
休みの日も出勤して頑張っていました。そうすると当たり前ですが、なんか疲れてしまい
なんの為に働いているのかわからなくなり、とてもしんどくなったことがあります。
そして退職も考え上司に伝えたところ、説得されもう少し働くことになりました。
とはいえ、前の働き方とは違い、やることはしっかりやるが、長い時間働くことや、
休みの日はきちんと休む、クルーさんに任せることは任せる。など良い意味でらく?に仕事をしていました。
すると、摩訶不思議、前より全然自由に仕事をしているにも関わらず、人生で一番の給料アップになりました笑
なんとも言えない気持ちでしたが、この本を読んで今はなんとなく理由がわかる気がします。
名言集
読んでいて自分が好きな言葉があったので抜粋します(^^)/
・向上心など捨ててしまえ、本来の自分を受け止める
・自分は「こんなもん」、「こんなもん」でいい。
・今のまま、「好きなことだけ」すればいい
・真面目な人や頑張り屋さんは何でも一人で抱え込みがちになる。だから自分が迷惑かけられると怒り出す。
そして抱えきれなくて爆発する。これが一番迷惑。人を頼って迷惑をかけて初めて、心から感謝が生まれる
・仕事を任せた以上、やり方や結果に口出ししないこと
・成長するより先に幸せになればいい
この言葉につきましては私の大好きな小話も掲載されていました。
↓
ある湖のほとりに、一人の漁師が住んでいました。
その漁師は、午前は魚を捕り、午後はギターを弾いたり歌ったり、昼寝をしたりと、のんびり暮らしていました。
そこへ都会から来た人たちが言いました。「どうして、もっと大きな船を作らないか?
どうしてもっと大きな網をつくらないのか?それがあれば、もっとたくさんの魚が捕れるのに」
不思議に思った漁師は、聞きました。「そんなことして、何になるんだ?」
都会人たちは、得意げに答えました。
「たくさん魚が取れれば、たくさんお金が儲かる。そのお金で悠々自適な暮らしが出来るじゃないか?」
漁師は聞きました。「悠々自適な暮らしって、どんなものだ」
すると都会人は答えました。
「それはギターを弾いたり、歌を歌ったり、昼寝をしたりなど、のんびりした暮らしに決まっているだろう」
それを聞いた漁師は、言いました。
「それなら、今の俺の暮らしだ」
という話です。
結局、頑張った先はどうなるかが大事なんですよね。
私も最近よく思います。したいことを先にやってしまおうと。
今、お金も時間も自由なら何をする?
それがやりたいことの答えなんだと思いました。
まとめ
この本を読んで私が感じたことは、頑張っていたり努力というのは継続できないと思いました。
人間は結局のところ、楽な方へ行ってしまいますもんね。でもそれでいいのでしょう。
それが正味の自分ですもの。ただ、頑張りや努力もその先が見えていれば、結果は違うと思います!
なぜならその先にワクワクする本当に楽しいことがあるからです!
私はこれからも頑張ります!なぜならその先に一番したいことがあるからです。
「好きなこと」「楽しいこと」「ワクワクすること」に行き着くまでにする「努力」は
「頑張ること」ではなく「頑張りたいこと」です。
「しんどい努力」はやめて「ワクワクしながら努力する」というのはいいんじゃないでようか(^^)/
きっと「成長」が待っているはず、、いや別に「成長」しなくてもいいですよね(^^)/